子ども映画撮影会のガイドライン
平成12 年まで大船(神奈川県鎌倉市)は映画の街でした。「男はつらいよ」シリーズをはじめとする松竹喜劇映画は大船調と呼ばれ、大船の名前はいまでも全国に知られています。
イトーヨーカドーや鎌倉女子大の場所がかつて撮影所だったことはみんな知っていても、そこでどんなことが行われていたのか知らない人が多いのではないでしょうか。
大船撮影所出身で現在は鎌倉ケーブルテレビ(JCN鎌倉)、松竹、スカパー(SKY PerfecTV!)など、映像の世界で活躍しているスタッフににボランティアとして協力してもらい、子どもたちによる10分程度のビデオ映画を制作し、またスタッフによりメイキング映像の制作、写真撮影をいたします。台本は参加者にメールにてお送りいたします。
美男美女のまわりを、ほこりまみれのスタッフが取り囲み、老人がいて主婦がいて子どもがいます。ありとあらゆる種類の人間が必要とされ、おなじ目標を目指す。スポーツと違うところは勝ち負けがないこと。それが撮影現場です。
映画撮影を体験することは大船を知ることです。この経験が子どもたちに故郷への理解と愛情を深めることに少しでもお役に立てれば我々の最上の喜びです。もちろん市外、県外に住む子どもたちも大歓迎です。保護者の方々も見学に来てください。
イベントで撮影される映像の著作権は池田真也に帰属し個人で楽しむ以外のご使用はご遠慮ください。
子ども映画撮影会は映像を使う健全な遊びのイベントです。
映画は作るだけでなく誰かにみてもらって初めて完成するものです。また映画作りの楽しさをたくさんの方々に知っていただくこともこのイベントの大きな目的の一つです。
子どもたちの制作した作品および撮影風景の写真や映像は、上映会、テレビ、紙面、ホームページなどインターネット上で紹介されます。その際には子どもたち、見学者の顔がうつされます。原則として修正は行いません。子どもたちの映像・画像は当方で厳重に管理し、この子ども映画撮影会および、このイベントを紹介する記事に提供すること以外の目的での使用はいたしません。
「地域のできるだけ多くの子どもたち」に「無料」で参加していただくことをコンセプトにしています。そのため誠に申し上げにくいのですが、経費は極限まで削る必要があり保険等に加入する予算も設けておりません。「なにかあったら誰が責任を取るのですか」ではなく、肉体的にも精神的にも絶対に子どもを傷つけない。すべての大人がすべての子どもを守る、という態度でのご参加をお願いいたします。
会場は緑あふれる公園です。 休憩時間、イベント終了後その他に子どもたちがみずからの意志で森の中に入り、山登りなどをすることも予想されますが、私たちは子どもたちが自然の中に入ることは貴重な体験になると考えております。他人に迷惑となること以外の行動に対しやめるように注意はいたしません。お子様の体調管理には細心の注意をはらいますが、あくまでも自己責任での行動にご協力をお願いいたします。
以上のことを必ず同意の上ご参加ください。