新聞奨学生をテーマにした青春もの。
鎌倉映画塾2年生の時、はじめて書いた長編シナリオ。めずらしく長尾啓司先生から褒めてもらった。(けなされたことは山ほどあるが)
僕自身は新聞配達を2週間しか続かなかった。
労働時間も長く、日曜も古紙回収を無賃金で働かせるとか、いまから考えたらずいぶんブラックな販売所だったが、当時は大きな挫折感を感じた。この作品を書くことによって自分の中で落とし前をつけるんだ。そんな思いを抱いていた。
タイトルはうまくつけられたと思う。
今は暗闇の中にいるどちらに進んでいいのわからない。でも光は必ずある。
そんな若者たちの話だ。
新聞配達ではいい思い出は何もなかったが、それでも朝焼けの中の鎌倉は美しかった。
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