愛と魂の我楽多たち

短編シナリオ・小説・エッセイ

鎌倉映画塾のシナリオの授業で書いた習作が主になっている。当時はパソコンなどというものはなく、ワープロや手書きで書いていた。

当時の作品の入ったフロッピーディスクが9枚あり業者に変換をお願いしたら、8枚はカビなどのためダメになっていると報告を受けた。

大ショックである。(みなさん古いデータは早急になんとかしたほうがいいですよ!)

仕方なく生きている一枚だけ作業をお願いしたのだが、そのディスクがなんとまとめのファイルだったようで、当時書いた主なものはほとんどその中に入っていた。奇跡!

データはだめになったものでも紙原稿を発見できたものはJPEGファイルでアップし、現存しているかどうか不明のものも押し入れでほこりをかぶっている段ボールのどれかの中に原稿が眠っているはずなので、できるかぎり復元したいと思っている。

『娘への手紙 ~なぜ学問が必要なのか~』(2012)

高校時代、浪人時代は「なぜ勉強するのだろう」「なぜ大学に行くのだろう」などと考えなくてもいいことをごちゃごちゃ考えてしまい、あげくのはてに大学受験に失敗した僕だが、今は朝食を食べる前に学問を、すなわち高校の国語、数学、理科、社会を勉強するのが日課になっている。今は自信を持って言える。この世に学問ほど楽しいものはない。

『ひどいよ! すみれさん』(1996)

駄作なのかもしれないけれど、僕はこの駄作を書いてよかったと思っている。そのときに受けたおしかりの言葉は僕の人生にとてもいい影響を与えている。

 

『柿食け子』(1995)

シブ柿はどんな味がするのか?」の元になった作品。

 

『吉田は夏を忘れない』(1995)

高校野球の夏の予選。2年生の吉田のエラーで負けてしまった。

 

『あの夏の蛍』(1995)

死んだ兄の妻が数年ぶりにたずねて来た。彼女に思いを寄せる弟の心は揺れる。

 

『ジャガ芋』(1995)

ジャガイモはそう簡単には腐らないぞ、と自分で自分につっこみを入れてみる。

 

『太陽は誰のために昇る』(1995)

日活の無国籍アクションみたいなものが作りたかった。

 

『僕は憂鬱だ』(1995)

この作品は「ふたりだけの二人」へと続いていく。

 

『敗戦処理投手の孤独』(1995)

野球がテーマの小説。

 

『国道から見た空の色』(1995)

学生時代は運送会社でバイトしていて人を揃えてマージンをもらうということをしていた。

 

『春はここから』(1995)

上京する幼なじみの別れのシーン。

 

『音楽』(1994)

聴覚障害者の少年と女教師。

 

『代打川又』 (1994)

中日対巨人戦の結果で人生を決めるという話。

 

『ミケのテーマ』(1994)

ボーカリストに恋するジャズピアニストの話。

 

『長いお休み〜A Long Vacation〜』(1994)

8mmフィルムの自主映画のシナリオ。

 

『女たちの小屋』(1994)

鎌倉映画塾のシナリオの授業で書いたプロット。クラスのファンキーな女子に大受けした。

 

『天使のピストル』(1994)

激しく燃え上がる心をセリフを使わずに描いた。短編映画化。

 

『ざわざわ』(1994)

すすきの原にたまたま写った高校生のカップル。しかし実際の彼らは……。

 

『あこがれ』(1994)

珍しく書いたことを覚えていなかった。

 

『鳩と少年』(1994)

子どもの頃の体験をもとにプロットにした。